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【IF Another despair】 Idola the Second"Blue"


比留間さんに喧嘩売ってみました。
真正面からの殴り合い――と見せかけて無断転載許可は無し!!
卑怯卑屈もなんのその!
王道楽土に背中を向けて、いざや進まん畜生道!!
バスタービーム? 上等だ!! フルボッコにされてやんよ!! ノ・ω・)ノ

熱い話が書きたいけれど、私にゃ熱いキャラが無し!
ならば他からパクってこいよ!!
天下御免の泥棒根性!
後悔なんてしていない!!

それでは皆様刮目なさって御覧あれ!
比留間・イドラ支援SS『Idola the Second"Blue"』

いざ異常に―――ごめんなさい!!

途中で「Happily ever after」を流してみるとバード肌がスタンドする可能性が無くも無いです。



 力こそが全てだと思っていた。

 力があれば何をしても許されると思っていた。
 力があれば何でもできるのだと思っていた。
 どんな不条理も、どんな理不尽も、力があれば当然のことで。
 それを不条理と、それを理不尽と叫ぶのは、力無き者の妬みでしかない、と。
 本気で、そう思っていたんだ。

――あの瞳を、見るまでは。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 男は『教団』の教化部隊に属する兵士だった。
“宗主”の忠実なる猟犬たる彼は、その日、
『再起不能』と判断された能力者が収容される病院を仲間と共に襲撃していた。
 目標は収容されている能力者達の殲滅。
 そして――現在この病院を訪れているという反乱分子の抹殺である。
 当然のように迎撃を受けた。
 対能力者装備をつけている筈の仲間が次々と倒されていく。
 だが、それを見ても、男はただ「馬鹿な奴らだ」としか思わなかった。
 今倒された奴らは馬鹿だ。
 力も無い癖にでしゃばるから、本物の力に倒されるんだ。
 そう思っていた。
――俺は違う。
 俺には力がある。
 気に喰わない奴をブチ殺せる力が、欲しい物を奪い取れる力が、偉そうなご高説を垂れる馬鹿を黙らせる力が、俺より弱い奴らを見下せる力がある!!
 男はそう思っていたし、事実今まではそうなった。
 教化部隊として、己の欲望の赴くままに、力を振るってきた。
 それを止められる奴なんていなかった。
『力』は『正義』だ。
 力がある奴が正しいんだ。強い奴が正しいんだ。だから、俺は正しいんだ。
 それが正義だ。俺の正義だ。正義とは、そういうものだ。
 餓鬼の時分には、もっと安っぽい、夢物語みたいな『正義』を信じていたこともあった。
 今になって思い出せば恥ずかしいだけだ。
『正義(ヒーロー)』なんてものはテレビの中にしか存在しない、ご都合主義の賜物なんだって事、何であの頃の時分は気付かなかったのだろう。馬鹿みたいだ。
 そう思う。
 そう、思っていた。

――その瞳を、見るまでは。

「いくぞ…、悪党どもッッ!!!」

 頭上から飛来する「ナニカ」。
 咄嗟に回避行動を取る。爆音。砂埃が巻き起こる。
 なんだ、何が起こった!?
 もうもうと立ち込める砂煙を、風が攫う。
 そうして現れたのは。
 空を支えるかのように正々と。
 不退転の如く堂々と。
 仁王立ちする、一人の少女。

「おねえちゃんは死んだ! もういないッッ!!」

 大音声が天地を殴りつけた。
 腕を組んだ少女が吼える。
 天よ聞け、とでも言うかのように。
 地よ耳を貸せ、と言わんばかりに。
 星よりも早く回転する動力炉が、銀色の吐息を噴き上げる。
 紅蓮よりも赤くはためく布槍が、灼熱の幻影を見せ付ける。
 
「だけど! わたしの背中に…この胸に! 一つになって、生き続ける!」

 少女の指が、空を指す。
 真っ直ぐに。ただひたすら真っ直ぐに。
 世界に響けと、どこまでもただ真っ直ぐに。
 中天で燃える太陽を、貫くように真っ直ぐに。

「正道進むは天上天下の民のため!!」  

 ここに来て、ようやく男は正気を取り戻した。
 馬鹿め、と嘲笑う。
 馬鹿なガキめ、そんな大見得を一々聞いてやるとでも思っているのか。
 自分をヒーローとでも思っているのか。
 これが何かのヒーローショーだとでも思っているのか。
 ようし、いいだろう。なら判らせてやる。
 銃を構え、軽く引鉄(トリガー)を引くだけだ。
 それだけで、銃弾の雨がこのガキに現実を教えてくれる。
 その黄色いジャンパーをズタズタに引き裂いて、現実の苦さを味わわせてやる!
 そう思ったのに。
 何故か、腕が――動かない。
 見れば他の仲間も呆然と、ただ少女を眺めている。
 何故?
 何を馬鹿な。
 そんなの判っている。そんなの決まっている。
――嗚呼、だって

「艱難辛苦のぞむところ!」

 白縁眼鏡が太陽を反射する。
 少女の気合でキラリ輝く。
――少女の姿は、遠い日に憧れた

「耐えきったなら…わたしの勝ちだぁぁぁぁッ!!!」

――正義の偶像(ヒーロー)そのものじゃないか。

 真っ青に燃える太陽のような瞳。
 其は輝ける“青の偶像”
 失った過去(もの)がある。
 取り戻せない過去(ひと)がいる。
 その全てを、小さな腕で抱え上げ。
 その全てを、小さな胸に抱きしめて。
 大切な過去(おもいで)を両足に込めて、立ち上がるための『力』に変えて。
 気高く、誇り高く。
 本物の『正義』が宣言する。


 天を指す。
 風にはためくジャンパーが。
 赤く燃え立つ真紅の布槍が。
 超高速で回転する動力炉が。
 一人じゃないと、教えてくれる。

――正調比留間式防衛術  「正調比留間式防衛術――」

 体は一つ、されど背に負った魂は二つ。
 心は一つ、されど胸に咲く想いは二つ。
 私は一人。
 けど、『お姉ちゃん』はここにいる――!!

――比留間  「比留間――」

「イドラだ!!」

「「今日よ死ね――」」




「「――明日が来たぞ!!」」



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非公開コメント

(屮゜Д゜)屮 こいやオラァ!

という訳で、見れば判りますがグレ○ラガンです。
イドラちゃんの服装が違うのは描き間違いとか記憶違いとかじゃあありません。
スパッツ生足俺の趣味、です。嘘です。
バイト先で描いたのでテキトーブッこいただけです。本当にごめんなさい。
あと、最後の
――天上天下比留間式防衛術  「天上天下比留間式防衛術――」
あたりから、背後に近距離パワー型スタンド『お姉ちゃん』がオーバーラップしています。
……ここまで読むと台無しですね。

とりあえず感想とか貰えるとものっそい有難う。
あと比留間さん、無断転載無断利用、マジでごめんなさい。
あ、バスタービームは勘弁して! 勘弁して!! アッ――――――!!!

感謝感激雨アラレ

>バスタービームは勘弁
「だが断る。(阿部さんAA略」

そう言うと
突然その男は僕の見ている目の前で
ツナギのホックを(以下略
プロフィール

神無月

Author:神無月
神無月(かんなづき)と申します。

主に株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のブログとしてなんか色々とまったりペースで徒然事が書かれています。
いぇー。

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