――五月三日。
●戦士、集う 朝六時の電車に乗って大阪へと向かう。
なんでも大阪駅でレイヤさんと光也さんが合流するという話だったので、
そんじゃあちょっと乱入してみるか、という真に不届き極まりない動機である。
しかしいざ大阪に到着してみても皆さんは発見できず。
……それも当然で、私が早く着きすぎちゃってました。
なんてーかですね、私はこれが始めてのOFFでして、
ぶっちゃけ前日からドキドキとワクワクで眠れなかったのであります。
遠足前日の小学生かよ。
それでフライングとかホント無いわこの早【世界結界】。
とか思いつつ一応待っていると………
「ひょっとして……虎鉄さんですか?」
声をかけられる!!
この私を『その名』で呼ぶとは! 貴様……何奴ッ!!?
と思いつつ振り向くと――

「どうも、紅月・光也です」
光也さんとエンカウントした!!ニアたたかう
にげる
こ ろ し て で も う ば い と る
……とりあえず軽い挨拶を交わして近くの喫茶店でレイヤさんを待つ事になり、
大阪周辺に詳しいという光也さんの先導で喫茶店へ。
そのお店がお洒落でびっくりでした!
フツーに入っていく光也さんの後をビクビクしながらついていくチキンな私。
じゃあなにか飲み物と朝食を取ってきましょうか、ということになり……
迷う事無くケーキを取ってくる私。
(´・ω・)超うめぇ。 ちなみに画像ではマイPCの虎鉄くんでお送りしていますが、
当日の背後の格好は黒のスーツにオールバックでグラサンというバイト先の後輩から
「ヤクザにしか見えません」
とお墨付きをもらった装備でした。何か問題でも?
ともかくご満悦でチョコケーキをもきゅもきゅしていると――
「ごめん、ちょっと遅れた」
誰だこのイケメ レイヤさんと合流しました! 二言三言挨拶を交わして飲み物を取りに行くレイヤさん。
きっとレイヤさんもケーキを取ってくるだろうと思っていたら………
フツーになんか朝食を取ってきました。
´・ω・)野郎………
と思ったかどうかはともかくとして。
そのまま三人で雑談していると、どうやら夏優さんとフレアさんが到着した模様。
合流するべく一路新大阪駅へ。
新幹線でやってくるという二人を待ちながら改札前で携帯をイジっていると――
「悪ぃ、遅れちまったな」
夏優さんがあらわれた!!「あわてて飛んできました!」

怪生物 フレアさんがあらわれた!´・ω・)……バックパックの意味は?
などと野暮なことは聞きません。
またも軽い挨拶だけを済まし、いざ会場へと相成ったのでしたー。
●ここがエリュシオン
そんなこんなでOFF会場に到着。
´・ω・)ここが あのおんなの ハウス ね
違います。
ドキドキしながら入場すると………人、人人人の群れ!!!
すげぇー! OFFってこんなに人が来るものなのか!! 軽く感動を覚えながら席を皆で座れる席を探し、とりあえずの拠点作成。
あんなに人がいたのに離れ離れにならずに座れたのはラッキーだったのかなぁ?
多分誰かがスキル【陣地作成C+】でも持ってたんだと思う。
皆さんが名刺の確認や準備をしている間に一人キョロキョロする私。
そこでふと気付く。
そこらへんを歩いている方々が皆自PCのキャラシートを身に付けていることに!
そりゃそうだよなぁ。なかったら誰か判らないもんなぁ。
ちょっと考えれば当たり前ですよね! え? 私?
´・ω・)キャラシート印刷してくるの忘れてた………
見てみれば同行してた他の方はみんなキャラシどころか名札を持参してやがる!
Σ ´・ω・)謀られた!!
明らかに私がアホだっただけです。かかったなアホが。
しかし後悔先に立たず。無いものはどうしようもないのです。私はこのまま一人誰も新しい知り合いと出会うこともできず孤独にOFF会を終えるしかないのだろうか………誰もがそう思っていたその時! 一際まばゆい閃光が私の体を貫いた!!!
『虎鉄、そういう時は逆に考えるんだ……
無ければ作っちゃえばいいさ、と考えるんだ………』
´・ω・)ありがとうジョースター卿! 僕がんばってみる!!
……っつー訳で持参していたスケブに10分くらいで虎鉄の顔を描いて名札代わりに。
それを首から引っさげて満足していると、会場の呼び出しサービスで聞き覚えのある名前が。
「ウォルディ・ウィルウォードさん、おられましたら………」
即座に立ち上がる私。
か、勘違いしないでよね!!
別に私がウォルディさんの背後って訳じゃあないんだから!
ただ密かにどんな人なのかだけ覗きに行こうかな、って思っただけなんだからね!
そういう訳でスニーキングしつつパパラッチしに行くと……
「む、アンタか。久しぶりだな」
「おや、これは虎鉄さん。お久しぶりですね」
ぎゃああああ! 発見された!! 大佐! 指示をくれ大佐ぁ!! ´・ω・)こえはむなしくひびいた
そんな訳で結社『黄金と刃』のウォルディ・ウィルウォードさんと結社長であらせられる神井・上人さんに連行され、黄金メンバーの方々のもとへとドナドナされていく私。
スパイの処遇は基本的に銃殺! それが戦場の掟!! こいつはヤバい……ぜ!
ごめんよママン。僕、もう生きて帰れないかもしれない……
そうして引きずられていった先には――!!!
「よっス、初めまして、だな!」
「噂は聞いているぞ、鳳凰堂・虎鉄」
「お会いできるとは思っていませんでしたよ」
「フン、一応は喜んでおいてやるさ」
「 み ん な た べ て や る ー 」
植松・弾さんと遭遇した!
ガンナー・クロダさんと遭遇した!
神井・上人さんと遭遇した!
ツンデ ウォルディ・ウィルウォードさんと遭遇した! 愉快型生物がもう一体いた!!!!
もとい、楠木・香さんと遭遇した! 皆さんすっごい気さくでいい人ばっかりでした。
なんかそっちの方も楽しそうで、できれば話しこんでみたくもあったのですが、
とりあえず挨拶だけしてやっぱり寮の皆さんの方へリターン。
´・ω・)ごめんねみんな……僕、食パンは耳まで食べるタイプだからさ
関係ないんだけどね?
……とゆー訳で寮つき手芸部メンバーで占領していた一角に帰ってくると、
なにやら見覚えのない方が“ちょこん”と座っておられました。
誰だろう、と思いつつも自分の椅子に戻る。
すると――
「あ、鳳凰堂さんですね。私、月宮・ヒカルです♪^^」――正直に告白しよう。
その時、私は死を覚悟した。
ヤバイ! なんだこのかっわいい声!!
常時天然ヒーリングヴォイス超奥義!! みたいな!!!
一瞬唖然とするほどの可愛さ!
ヤバヤバやー! ウチの寮長さんはヤバヤバやー!!
……ってくらい可愛い方でした。ホントあれはすごかったです。
と、そうこうしているうちにまたも見覚えの無い方々がやってくるではありませんか!
誰かと思って見ていると――
「やっほー♪ 私、私、私だよー? レイ・ヤンだよー♪」
レイさんとお会いしました!! それと、レイさんのお知りあいだという
ジャスティーン・ヴィクターさん
賽川・秋嗣さん ともお会いできました!!
もうこの時点で私はテンションあっぷあっぷ状態。
頭の中くるくる回りながら挨拶を交わしていました。
そんなこんなをしていると、どうやらお昼休みがやってきたようです。
それじゃー折角だから皆でご飯食べにいきましょー、ということに。
かくして私達は一時会場を離れたのでした。
【後編へ続く】
――今回の反省
量が多すぎた orz
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